JOB TYPE & INTERVIEW 職種紹介・社員インタビュー

JOB TYPE - 15

プログラマー

Yoshitaka

株式会社ソニー・ミュージック
エンタテインメント

音楽ライブシステム担当

2020年入社

これまでの経歴を簡単に教えてください。

2020年4月 システム部門:ライブ配信システムの構築
2021年2月 システム部門:ライブ配信システムの構築、ライブ自動撮影システムの実装・動作試験

仕事の魅力や、やりがいを教えてください

現在は業務で音楽ライブの自動撮影システムの開発をしているのですが、デスクで手を動かして開発するだけでなく、実際の現場で動作させるところまで広く携われるところが魅力だと思います。実際に開発したシステムで撮影した映像を見て、お客様が喜んでくれたときには非常に仕事へのやりがいを感じます。また、ソニーグループ 本社と仕事をすることも多く、最先端の技術を使ったプロジェクトに関わることができるところも魅力です。

いちばん印象に残っているエピソードを教えてください

初めて有料の音楽ライブイベントの現場に入り、開発したシステムを動かしたときのことが最も印象に残っています。当時は音楽ライブの生配信の業務を担当したのですが、ライブ配信は数秒でも映像や音声が止まってしまうと「事故」になってしまうため、とても入念に準備して寝不足で挑んだのを覚えています。ライブの終演時にチャットでお客様からたくさん感謝のコメントをいただけて、とても温かい気持ちになりました!

ソニーミュージックグループでよかったと思うのはどんな時ですか

エンジニア職に関して、他社では専門化された業務をすることが多いと思いますが、ソニーミュージックグループでは分野にとらわれずに幅広い工程の仕事を経験することができるので、自己の成長に繋げることができます。また、自分の好きなエンタテインメントと絡めながら仕事をすることもできるので、高いモチベーションで仕事に取り組めるところもこの会社の良いところだと思います。

あなたの仕事にはどんな人が向いていると思いますか

新しい技術を使ったアイデアや企画を検討する機会も多く、自分がやりたいと声を上げるとすぐにトライさせてもらえます。そのため、新しい技術が好きな人や好きなものに対して熱い想いのある人は、ソニーミュージックグループで 実力が発揮できるのではないでしょうか!

就活生のみなさんへメッセージをお願いします

学生時代は社会人に比べて自由に使える時間が豊富にあると思います。そこで、一度自分の本当にやりたいことは何か、そのために何をすべきかについて、じっくり検討してみるのもいいのではないでしょうか。あとは学生時代の思い出は一生の財産なので、悔いの無いようにしっかりと遊んで学生生活を満喫してください。いつかみなさんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています!

9

上旬

開発するシステムの要件検討

音楽ライブの自動撮影システムにおいて、どのような追加機能があればより良い映像が撮れるか、より使いやすいかを、機能的な観点で検討します。機能要件や非機能要件を洗いだして、開発する内容を明確にしていきます。

システムの設計検討

検討した機能がどのように実現できるかについて、アルゴリズム的な観点で検討します。クラス図やシーケンス図を作成し、コードの修正箇所や追加箇所を明確にするとともに、実装に必要な工数を見積ってスケジュールを立てます。

中旬

設計のレビュー

前工程で検討したシーケンスやクラスをチーム内で共有し、フィードバックを得ます。本当にその設計でシステムが動作するのか、もっと良い設計はないのかを検討します。ここで誤った方向に進んでしまうと失敗してしまうので、非常に大切な工程です!

下旬

実装

見積もった設計や計画に基づいて、ひたすら機能の実装を行います。実装規模によりますが、比較的短い期間で小さな機能追加を行っていきます(アジャイル開発と言います)。また、修正規模に誤りがあれば、スケジュールの引き直しを行います。

10

中旬

システムの動作確認

実装が完了すると、実装した機能が想定した通りの動作をするかテストします。実装による影響範囲を考慮し、異常値や境界値が入ったときにも異常な挙動をしないか確認します。バグが見つかったときには、原因を特定してコードの修正を行います。バグつぶしは忍耐力との勝負です……!

下旬

イベントの準備

どの場所にどのような機材を配置するかを検討し、持っていく機材を考えます。イベント当日は限られたスペースを使って手早く作業する必要があるので、入念に準備することも重要です。もしも必要な機材を持っていくのを忘れたら急いで取りに戻るなんてことも……。

イベントでの動作確認

Zeppのライブイベントにて、新しく開発したシステムの動作検証を行います。現地では実際にライブ映像の撮影を行っているディレクターの人に、システムを触ってもらい、フィードバックをもらいます。開発部屋とZeppのステージでは大きさの規模が異なるため、現地ならではの課題もたくさん出てきます。

イベントの振り返り会

システム面だけに限らずイベント全体を通じて良かった点や反省点を洗いだしてチーム内で共有します(どうすればより良いイベントになるか、より円滑にイベントを進行できるかなど)。反省点を整理して次回のイベントにつなげていきます。

11

上旬

バグの修正

イベントで発見されたバグの再現性を確認し、適切に修正を行います。バグを正しく把握するために、いつどんなバグが起こっていたかをメモなどで残しておくことが大事です。バグを修正するとテストを行い、再び不具合が起こらないかを確認します。

コードレビュー

実装したコードをチーム内で共有し、実装に誤りがないか、より良い実装がないかレビューを行います。もし悪い箇所があればコードを修正し、正常に動作するか再度テストします。レビューを行うことでさまざまな意見をもらえ、実装の知見も増えて実力アップにつながります!