JOB TYPE & INTERVIEW 職種紹介・社員インタビュー

JOB TYPE - 07

パッケージ
コーディネーター

Hikari

株式会社ソニー・ミュージック
ソリューションズ

制作進行

2020年入社

これまでの経歴を簡単に教えてください。

2020年4月 制作進行部門:音楽レーベル(邦楽)担当

仕事の魅力や、やりがいを教えてください

自分が頑張ったお仕事をモノとしてお客様に実際に手に取ってもらえるので、ダイレクトに誰かの好きに繋がっていると実感できることです。また、アーティストサイドなど各所連携を取りながら、こだわりが詰まった作品づくりのお手伝いができるのもやりがいのひとつだと思います。

職場のおもしろいところや変わったところを教えてください

お土産やお菓子の箱が面白い形だったり、金箔が押されたり、珍しい加工がされているのを見つけると、「なにでできているんだろう?うちでもこんなのできたら面白いね~」という会話が生まれがちなのは職業病で、制作進行あるあるです。

ソニーミュージックグループでよかったと思うのはどんな時ですか

入社2年目にしてAdeleの『30』という世界的にも大きなタイトルを任せてもらえた経験は、会社の規模感の大きさゆえだと思います。難しい仕事を達成するたびに、次の仕事に活かせる経験になっていると実感しています。

あなたの仕事にはどんな人が向いていると思いますか

近年では付加仕様のパッケージが増えてきていることもあり、アーティストの「これがやりたい!」を実現するためには幅広い知識とさまざまな課題を細やかにクリアしていく力が求められます。新しいことをどんどん吸収して蓄えられる人、わからないときに周りを頼る力がある人、色々な人とコミュニケーションを取り、協力しながら推進力のある人が向いているかと思います。

就活生のみなさんへメッセージをお願いします

今まで学生時代に積み上げてきたことのひとつひとつが、就職活動やこれからのお仕事につながっています。深呼吸して、素直に伝えてみてください。みなさんの魅力と人柄は伝わります。応援しています!

6

上旬

発売タイトルが決定

レーベルから、どのアーティストのどんな作品をいつ頃発売したいか、リストアップが共有されるので、そこから制作進行の仕事はスタートです!

中旬

レーベルと打ち合わせ

レーベルから「今回は周年記念のアルバムだから豪華ボックスにしたい」などの意向をヒアリングし、それに沿った仕様を提案します。作品づくりにおけるこだわりの部分と、スケジュールや予算といった実現性を両立させた提案は、制作進行の腕の見せどころになります。

下旬

印刷会社とサンプル模型づくり

どんな仕様か決まったら、印刷会社と相談しながらサンプル模型を実際につくる段階になります。このときにお客様のもとに届くまでを想定し、品質管理にも力を入れています。

7

上旬

デザイナーとアートワークづくり

サンプル模型が完成したら、次にデザイナーにアートワークをつくってもらいます。デザイナーとの仲介役も制作進行の仕事のひとつです。

中旬

テスト印刷を実施

アートワークのラフがあがったら、実際にテスト印刷して紙で確認します。文字要素や写真の色合いなど、実際に刷ってみないとわからないことが多々あるため、テスト印刷は欠かせない工程です。

事務所&レーベル&デザイナー確認

テスト印刷したものを各所確認に回し、密にコミュニケーションを取りながら、修正点の取りまとめをします。

下旬

修正とテスト印刷の繰り返し

上がってきた修正点をまとめた赤字を入れて指示書をつくり、さらにテスト印刷を重ねます。数回で終わるときもあれば、紙や加工によって何回もパターン出しをするときもあり、アーティストが求めるこだわりや世界観を形に落とし込む大切な工程です。

8

上旬

印刷会社での印刷

テスト印刷を重ねて最終FIXしたら、印刷会社にデータとテスト印刷した紙の見本をお渡ししつつ、大量印刷してもらいます。

下旬

工場での大量生産化

印刷会社から納品された印刷物は、制作進行がつくった指示書をもとに、組み立てられて製品化します。

9

下旬

ついにパッケージの発売日!

店頭にパッケージが並び、お客様の手元に届いたとき、制作進行の仕事はゴールです!