新卒採用2016
経理職インタビュー
経理職 経理 株式会社ソニー・ミュージック アクシス 経理グループ 自分が出した情報が、経営の舵取りの役に立った瞬間にやりがいを感じる

—— ソニーミュージックグループというエンタテインメント業界における「経理」の仕事とは、具体的にどのような業務を行うのか、話を聞いた。

「僕は今、音楽レーベルを担当しています。経理の仕事は2種類あって、ひとつは経費管理や月次決算、税務申告など経理として基本となる重要な仕事。専門的な知識が要求されますし、制度改正やシステム化の対応など、守備範囲は非常に広いです。正確性を求められる責任ある業務ですね。もうひとつは、音楽制作担当の人達に向けて損益の試算をしたり、こうしたらいいんじゃないですか、といったアドバイスをする仕事。例えば一人のアーティストで新しい企画が持ち上がった時に、そのアーティストの制作担当者から『こんな企画があって、こういうふうにしようと思っているんだけどどうかな?』という相談を受けると、契約条件などを確認して、『それだったらこれぐらい利益が出るんじゃないですか』みたいな話をするんです。時には、正確さを多少犠牲にしても、スピードが必要とされる業務とも言えます」

—— エンタテインメントビジネスはお金の流れや契約がすごく大事だということが入社してから分かったという。お金の流れを読んで損益を予測するなど、今でも日々勉強中とのこと。

「新しい部門や新しい会社って、利益が出るまでちょっと時間がかかるんです。それがマイナスからプラスになる瞬間があって、そういうタイミングを経営者の人たちと共有できる時って、嬉しいなと思います。自分が出した情報が、経営の舵取りの役に立った瞬間は、やっぱりやりがいを感じます。プロモーションや企画自体ももちろん大事なんですけど、その前段階で、どういう条件でビジネスをやるのか、どういうふうにお金を流すのかっていうところをきっちりと固めておかなきゃいけないビジネスなんだな、といつも感じています」

—— 実際にソニーミュージックグループに入社して感じたことは、どんなことだろうか。

「先輩達に手伝ってもらいながらですが、トップの人への数字の報告とか、年間これぐらい利益が出そうですよっていう予測だとか、来期の計画を立てましょうみたいなところから、税金の申告まで、入社した年から一通りのことを経験させてもらえるんです。そういう環境はありがたいなと思います」

—— 最初のころはトップの人への報告に緊張していたそうだが、今ではシビアな目をもって、時には言いづらいことも言わなくてはいけない立場にある。

「例えば一人のアーティストに対して、どんなに気持ちがあっても、利益が出てない場合に、それでも『いいよね』とは経理の立場としては言えないんです。常に客観的な視点を求められる仕事だと思います」

—— エンタテインメント業界において、いろんな状況に対応できる柔和な部分と、客観的に数字をみる厳しい部分と、両方の面が必要な経理の仕事。どんな人が向いているのかを聞いてみた。

「結局経理の仕事って、自分で数字を計算して、その結果を見て、“なんで利益が出たのかな”とか“去年と比べて何がよかったんだろう”とか分析したり、“今こんな動きをしているけど、将来危ないんじゃないか”など将来の損失を防ぐようなことを考えたりするんです。数字を作ってその一歩先を分析したりする、そんなコンサルティングに近いこともできる環境があるので、そういうことをやりたいと思っている人が向いてるんじゃないかと思います」

—— 彼自身も、これからまだまだ広がる新しいビジネスにスタートから入っていきたいと向上心を見せる。その会社ごとの課題に一緒に向き合える人が来てくれたら嬉しいと語る。

「ソニーミュージックはエンタテインメント業界の中でも大きな会社で、経理にいると音楽・アニメをはじめとしたエンタテインメントビジネスのお金の流れや動きがだんだん分かってくる。このビジネスってこうなってるんだっていうことに興味がある人にはぜひ来てほしいなと思います」

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